“食べること”と“身体づくり”を重視した保育
お話を伺った施設
ポッポ保育園
お話を伺った人
社会福祉法人 ささゆり福祉会
ポッポ保育園 山下 高弘 園長

こどもにとって第2の家族でありたい

本園は、“食べることは生きること”と“しなやかな身体づくり”を特色とした保育を展開し、開園当初から、こどもにとって第2の家族でありたいという想いを持っています。園歌は、こどもたちと一緒に作った「かぞくの歌」を歌っています。
食べることに興味が湧き出る保育活動

本園では、食の取組を大切にしており、給食では、地場産の食材を多く使用しています。ごはんはクラスごとに炊飯器で炊き、ふっくらで温かい状態で食べられるようにしています。
野菜の栽培やクッキングなど、保育活動の中に、食べることに関する内容を積極的に取り入れています。クッキングでは、保育士や栄養士からの季節に合わせた提案を取り入れています。今年は園で栽培したトウモロコシを使って、ポップコーン作りをしました。園として大切にしている食の取組は、保護者にも見てもらえるようにブログに掲載しています。
こどもの発達や季節に合わせた散歩


丈夫な身体で毎日保育園に通えるように、保育活動の中で散歩を大切にしています。散歩コースは年齢別で様々です。目的地までの道のりには、自然豊かな景色が広がり、こどもにとって驚きや発見の素材がたくさんあります。春は地域の中の“春”を探したり、秋は挑戦として距離を伸ばして遠くまで行くなど、こどもの発達や季節に合わせた工夫をしています。0歳児からの日々の積み重ねで、5歳児はトータル5キロ歩けるようになります。
地域の環境や素材を十分に活かし、こどもにとって第2の家族に

本園の地域では、地場産の食材や豊かな自然など、こどもの成長・発達に重要な素材がいっぱいあります。豊富な素材を園の保育活動にいっぱい取り入れることで、生きるために必要な身体づくりができると考えています。これからも園の特色である“食べることは生きること”と“しなやかな身体づくり”を大切にした保育を展開し、こどもにとって第2の家族のような園でありたいと思っています。
※当サイトに掲載されている文章、画像等の著作権は和歌山県保育士・保育所支援センターに帰属します。無断での転載・引用は固くお断りします。